産業遺産の見どころ
わたらせ渓谷鐵道原向駅(国の登録有形文化財)
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国民宿舎かじか荘
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国民宿舎かじか荘は、2017年10月に50年の時を経てリニューアルオープンいたしました。温泉の泉質は、メタケイ酸を多く含んだ弱アルカリ性の天然温泉で栃木県黒羽の五峰の湯に次ぐ美肌の湯として穴場の温泉です(自称)。露天風呂からの景観は、最高で眼下に景色が広がり春夏秋冬を堪能することが出来ます。足尾銅山お抱え料理人関塚一族の流れを汲む足尾出身の菅沼シェフ監修のフレンチ懐石を楽しむことが出来ますので、是非上質の温泉と宿泊をお楽しみください。お問合せ:0288-93-3420 https://kajikasou.info
庚申草(国の天然記念物)
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1890(明治23)年夏、東京大学の三好学博士が庚申山のガレ場で多年生食虫植物の新種を発見し、コウシンソウと名づけられました。自生地はごく限られた地域で、庚申山のほかは男体山、女峰山の岩場で見られるだけで他地域では見られない世界的珍種であります。1924(大正13)年、内務省は天然記念物に指定し、1952(昭和27)年3月文化財保護法により庚申山猿田彦神社社務所から奥の院に至る参拝堂周辺が、コウシンソウ自生地として特別天然記念物自生地に指定されました。コウシンソウは、長さ5~7mm、幅5~8mmの細く短い花径、小さな虫が葉にとまると線毛から粘液を出してやってきた虫を粘りつけ液を虫の体にしみこませて溶かし吸い取ってしまいます。日当たりの悪いガレ場で水がしたたり、谷間から霧が湧くところに自生しています。冬は岩の裂け目で寒さをしのぎ6月下旬から7月上旬にかけて薄紫の花を開きます。花は1週間くらいで色あせ球形の果実が実ってきます。するとどの花径も自分の着生している岩壁に向かって反り返り、果実を岩の裂け目に差し入れて種をまきます。コウシンソウはその数が極めて少なく、珍奇または絶滅に瀕した植物の自生地のうち特に世界的に、また国家的に価値が高いもの(天然記念物指定基準)として特別天然記念物に指定され、厳しく保護されています。
旧火薬庫跡
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庚申川対岸の小滝坑口正面の岩盤むき出しの部分は、燕岩と呼ばれていました。道路に面した部分が大きくえぐられ、前面を鉄格子で囲って火薬貯蔵所としていました。右脇に見える無数の穴は、削岩機の試掘跡です。燕岩の頂き近くには、銀山平製材所と小滝停車場を結ぶ第10索道(明治35年開設)の索道トンネルがあります。これは日本で現存する索道トンネルです。