産業遺産の見どころ
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⓻現存する日本最古の道路用鉄橋!
古河橋・・・国重要文化財・・・2014(平成26)年・橋への立入禁止・・・明治23年に建設されたドイツのハーコート社製の鋼製のトラス橋です。工場であらかじめリベット接合を用いて制作した部材を、現場にてボルト接合のみで短期間で簡易に組み立てられる工法が用いられています。
古河橋は、近代初期に整備された足尾銅山の主要施設のうち、ほぼ完存する唯一の遺構です!また、19世紀後期に世界各地で事業を展開したハーコート社が、施工の簡易性を追求して開発した現場接手にボルトを用いる橋梁の中で、現在の位置に残る我が国最古の遺構でもあります。更に、足尾銅山の近代化の歴史と我が国の橋梁分野の技術的展開を示す遺構です。
⑥世界初の自溶製錬実用化の地!
本山製錬所跡・・・国指定史跡2014(平成26)年3月非公開・・・1884(明治17)年産銅量の増加に伴い、直利橋製錬所として設置され、その後近代的銅製錬技術の導入により、日本の銅製錬の40%近くを占める日本一の銅山として発展していく足尾の本体です。特に1956(昭和31)年の自溶製錬導入は、銅製錬の大革新のみならず、煙害防除を完成させ、その技術は現在でも世界で広く利用されています。この時、自溶製錬法・電気集塵法・溶蝕脱硫法を応用した脱硫技術を世界で初めて実用化し、従来の亜硫酸ガスの大幅な排出削減に成功しました。
川の対岸の市道から全景を望むことが出来ます。
※産業遺産見学会が時折開催されます。
⑤古河市兵衛を魅了させた銅鉱石有木の地!
本山坑跡(有木坑)・・・国指定史跡2014(平成26)年3月非公開・・・江戸期に開鑿された足尾銅山三大坑道の一つで、1883(明治16)年にダイナマイトを採用し、1885(明治18)年に足尾銅山で初の削岩機を採用しました。削岩機は、海外のものだったので扱いにくく、下って大正3年に、工部大学(現東京大学工学部)から迎えた優秀な人材である川原埼道之助によって開発された3番型削岩機が導入され、その後一気に作業が拡大されました。本山坑は、通称有木坑と呼ばれ、昭和48年2月28日の閉山まで採鉱が行われました。閉山式は、この有木坑で執り行われました。
